ひとんち

旧岩崎邸庭園に行ってきた。
ことりっぷに取り上げられており、お昼食べながら「行ってみる~?」みたいな話になりまして。
当初ふらついてみようと思ってた神保町お茶の水あたりにも近いため行ってみることになりました。

洋館の外観です。
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なにこれ、おうちじゃないだろう。。
と思うけど、
大金持ちはこんな家にすんでるらしいことは1月にやってたオリエント急行殺人事件で知ったのでなんとなく理解した。

でもなんかすごい建築家が作ったみたいですね。
中とかもものすごくこだわり感が半端なく、
階段の広間の感じやら柱やら天井やら、
素敵な装飾とかを見てひたすら感心しきりです。
しかも暖炉がいくつかあるんですが、全部デザインが違っていたりして。

客間の壁紙もまた装飾が施されているのですが、
豪奢な感じはもちろんのこと、色合いがまたかわいくて!
細かなところの小さなポイントに「ほぉぉ~~」となっておりました。

そして繋がっている和館。
こちらは外観など含めて写真は撮れませんでしたが本当に素晴らしく。。
和館の方も当時のすごい建築家の作ったものらしいです。
日本家屋で建築家って言うべきなのかはわかりませんが。。

しかし洋館に負けてないくらいに細部へのこだわりがものすごい!
とはいえ洋館は全体的に豪奢なのに対して、きらびやかさはそれほどないかもしれない。
だけど廊下の梁の上にあるシンプルな装飾(欄間みたいな感じだった)が
シンプルだけどすごく洗練された感じがあって素敵すぎ!
そして広間の床の間みたいなとこにある障子?のところの木のやつ(名前知らない(>_<))が
これまたおしゃれな感じに素敵でして。。
家紋をもとにして作られた模様がよかったです。

和館の方は廊下もたたみになっていて、そこになぜか金かかってる感が感じられたのですが、
実は天井も貴重な木材で作られていたり、広間全体に今は薄くなって見えなくなってきてますが絵が描かれていたりと
なんだかんだでやっぱり豪華ですね。
だけど洋館から和館へと続く通路がものすごく良くて、
そこでたたずんでいるだけでもいいなぁって思ってしまいます。
できることならそこに座ってぼーっとしてたいくらいです。
たぶんダメだし、さらにトイレの前だったんで無理なんですけど。
本気でその廊下の写真も撮りたいくらいだったんですけど、館内が撮影禁止だったんでね。。
残念でした。

しかし和館のなかで喫茶コーナーがあり、
小岩井農場(家作った持ち主の人がすきだったらしい)のチーズケーキかなんかがあったらしい。
らしい、のに、それを知ったときにはラストオーダーも終わったあとでした。。。
あー!ほんとに食べたかった!
あんな素敵空間のなかでお茶したかった!!

とそれだけが心残りですかね。
また行きたいなぁ。

家屋とかの建造物ってなんであんなに素敵なんですかね。
人が生活することを前提に作られているし、生活していたからなのか、
なんだかそのおうちの感じが出るんでしょうかね。
でも旧岩崎邸はなんだか暖かかったのかなぁって思うくらい、素敵なおうちでした。。
もう人 住んでないんですけどね。

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チケット(とビール)。